クリエイターズ・インタビュー
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オーガンジーでつくるクラフト講座

色とりどりのオーガンジーが咲き誇る、
魅力あふれるアートフラワーの世界

アートフラワー教室 講師  石澤君子さん

教室歴33年。アートフラワーとの出会い

近影13才から10年間ほど生け花をし、生のお花はすごく美しいと思っていました。その気持ちは今も変わらないのですが、やはり枯れていくことに悲しさを感じ、たまたま服飾デザインの学校で染色の経験があったので、そのふたつがぴったりと組み合わさる形としてアートフラワーに出会いました。
縁あって当時、アートフラワー界の第一人者として活躍される方のお弟子さんにご指導をいただき、その後、自分で教室をもつようになりました。30才ごろには百貨店のディスプレイなども任され、多忙を極めましたが、現在は自分自身が楽しみながら、余裕を持ってできる範囲で教室をしています。

アートフラワーにオーガンジーを使う魅力

昔は真っ白なアートクロスを使ってお花を造っていました。こちらは最初から生地に糊付けがされていて、電気コテによる立体成型は簡単なのですが、欲しい色をだすために染色する大変さがありました。自分で染色からするとなると時間がかかり、未経験の人には少しハードルが高く、手や場所も汚れますし、材料費も意外と高くつくものです。
でも、オーガンジーなら数えきれないほどの色が揃っていますし、薄いので重ねて微妙な色合いを表現することも可能です。立体成型のしにくさは、コテをかける直前に洗濯のりをスプレーすることでクリアーし、製作時間も3分の1程に短縮されました。
またオーガンジーは玉虫色と言いますか、同じ生地でもシワをつけた部分は深い色になったり、角度によって何色にも見える、独特の生地感と色合いがとても魅力的だと感じています。

ウエディングから雑貨まで用途は多種多様

透き通った、やわらかい線が女性的で魅力あるオーガンジーは、ブライダルシーンで人気が高く、コサージュやヘッドドレスなどを自分のために、お友達のためにと造られる生徒さんもいます。すべてオーガンジで制作したブーケなども素敵です。
また最近、教室に通われるお母さんがアメリカにいる娘さんに作品を送ったところ、現地でとても評判がいいと言うお話を聞きました。
アートフラワーは生花とは違い、水をあげなくても枯れることがなく、郵送も簡単ですし、花瓶にいけて手軽にインテリアとして楽しむことができ、月日を経てアンティークな表情になったものも、また違った味わいで愛おしく感じます。
その他にも普段使いのアクセサリーにしたり、キャンディボックスやマガジンラックの周りにお花をあしらったり、例えば、ランチョンマットの4隅に小さいお花をつけるだけでも、テーブルはすごく華やかになります。水ものがダメなパソコンや電気製品の周りにも、気にせず置くことが出来ます。
アートフラワーづくりに年齢制限はありませんし、私も手や指先が動く限りはいろんなものを造り続けたいと思っています。

 

完成写真 完成品写真
完成写真 完成品写真
Profile
13才から生け花、18才から服飾デザインの学校にて染色を学び、その後、アートフラワーの創始者である飯田深雪さんのお弟子さんに師事。自ら教室を始め、有名百貨店のディスプレイなどを手掛けた経験を持つ。
E-mail : qq3b54p9k@key.ocn.ne.jp
Fax : 0724−72−6968
コサージュはこんな風にして造られます
1.どこに何を生けるか、どんな花を造るかを決める
2.オーガンジーの生地目に対し、斜めにえんぴつで花びらのシルエットを写す
3.下絵に沿ってハサミでカット。オーガンジーは薄いので何枚か重ねて切ってもOK
4.カットした花びらに洗濯のりをスプレーし、乾く前に電気コテで形をつける
5.花芯を中心に立体的に整えた花びらをまとめて固定。花びらの裏にクロス専用のボンドでワイヤーを貼っておけば、あとから花の開き具合などが調節しやすい
6.最後にコサージュピンなどをつけて完成